こんにちは 水前寺江津湖公園です。
本日は、雨。いくつかの幼稚園や小学校の遠足の予定が入っていましたが、中止となりそうです。
さて、雨で園内散策はできそうにありませんが、先日撮りためた文学碑のご紹介をしたいと思います。
蜻蛉に 空あり人に 汀あり(かげろうに そらありひとに みぎわあり)
藤崎 久を(ふじさき ひさお)
藤崎 久を氏は、熊本市生まれの俳人で、俳誌「阿蘇」を創刊主宰。
ちなみに、“汀(みぎわ)”とは、海や湖など水と陸地が接している水際のことを言うそうです。
遠くからみると某映画のモノリスのような佇まいが、とても画になる句碑です。
流れゆく水葱に 照り添ひ 江津の月(ながれゆくなぎに てりそいえづのつき)
有働 木母寺(うどう もっぼじ)
水葱(なぎ)とはミズアオイの古名だそうです。
現在では生育環境の悪化等により、絶滅危惧II類(VU)に分類されている“ミズアオイ”。
水前寺江津湖公園でも、市民ボランティアの皆さんと保全活動を行っています。(参考:ミズアオイ保全活動の様子(http://www.ezuko-park.com/blog/16594))
シリーズ“文学碑を巡る”はまだまだ続きます。
次回をお楽しみに。