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センニンソウ(仙人草)とヤブラン(藪蘭)

こんにちは、水前寺江津湖公園です。

センニンソウH26 (2)

花言葉『安全』『無事』のキンポウゲ科センニンソウ、花からは甘い香りがします。広木地区では野鳥観察小屋付近、上江津地区ではぞうさんプールの周辺で見ることができ、今時分がもっとも美しい時期です。

英語ではSweet Autumn Clematisと、まさしく初秋の草花です。

 

・・・

 

こちらはヤブラン。普段、葉の強い緑色が仕切りとして、空間を引き締めてくれていますが、

そんな自然のパーテーションに可憐な紫色の花が咲いております。

ヤブランの別名はリリオペ(Liriope)。ギリシャ神話の登場人物で、有名なナルキッソスの母の名です。

彼女には、川の神のにより波の中に捕らわれていたという物語があり、彼女の息子同様、悲しい身の上にあったのを、人が花にその名前を付けることで慰めてあげたのかもしれません。

葉を波とみたれてば、この寓意もなんとなく成り立ちそうです。

 

下江津地区・江津斉藤橋付近の広場などで目にすることができます。

 

なお、息子の方はスイセンの花に献名されています。

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