こんにちは、水前寺江津湖公園です。
本日は、月1回のえづっ子塾の日で、公園内に生えているアシの葉を利用してチマキづくりをしました。
まずはじめに、湖畔に移動してアシの葉の採集をしました。
似たような植物に、オギという植物があります。
2つの植物の違いは、オギの葉には中心に白い線があり、アシの葉には中心にしっかりとした白い線がありませんという点です。
次に、チマキをくくるヒモ代わりとなるイ草の採集です。
ご存知の通り、イ草は畳表の材料です。
ちなみに、熊本県は畳表の生産量、全国一番です!
その後、管理棟に戻って、アシの葉とイ草をきれに水洗いします。
机に戻ったら、アシの葉を三枚重ね、その上に大人の親指サイズの団子をのせます。
それをアシの葉でくるめ、両サイドをねじり、半分に折り曲げます。
最後に、イ草をぐるぐる巻きにして、くくったらチマキの下準備の完成です。
あとは、7分程度茹で上げます。
そしたら、あら不思議!
アシの葉の香りが立つ、チマキを食べることができます。
伝統的に熊本の一部では、アシの葉のチマキづくりを端午の節句に作っていたようです。
江津湖の自然素材を材料にしたチマキづくりできるのも、江津湖の魅力の一つではないでしょうか?
参加者の皆さん、ご参加ありがとうございました。