こんにちは。水前寺江津湖公園です。
9月6日のブログで「ヒマラヤスギ(ヒマラヤシーダー)の松ぼっくり」を紹介しました。この時拾った松ぼっくりを事務所の片隅に置いていたところ、約3週間かけて少しずつかさが開いていき、先端の部分が外れて「シダーローズ」を取ることができました。
拾った当初は台風の突風で落ちてしまったため、まだ固いボールのような状態でしたが、日が経つにつれて少しずつ開いてきます。
その後、松ぼっくりの中央の部分は1枚1枚が種となって鱗のように剥がれはじめ、先端の部分がぽろっと外れます。
この外れた先端部分が「シダーローズ」と呼ばれています。バラの花のように見えるので、ブローチやクリスマスリースなど様々な飾りに用いられています。
実際の松ぼっくりは木の高い部分に実っているので、地面を見てみるとうろこ状の種が散らばっている中にシダーローズが落ちている場合があります。公園内は数本しかありませんが、お近くでヒマラヤスギの木を見つけた際は、足元にも注目です!