こんにちは。水前寺江津湖公園です。
昨日までの大雨も今朝には上がり、冠水した園路も通常通り歩ける状態まで戻りました。雨が上がるのを待っていたかのように、広木地区ではセミの大合唱が朝から響いています。
一方、出水地区の県立図書館の裏に「芭蕉園(ばしょうえん)」というエリアがあり、ここでは現在ダンドクの花がご覧いただけます。
ダンドクはカンナ科の多年草で、黄色や赤い花が楽しめます。花期も長く、9月になっても見る事ができます。ちなみに、花びらに見える部分はおしべが変化したものです。
また、秋に実がなると重く、固い種ができ、これが散弾銃の弾丸のように見えることから英語では「Indian shot」と呼ばれているようです。
あと1週間から10日ほどで夏休みに入る学校が多くなるようです。毎年、自由研究として江津湖の事を調べてくれる子がたくさんいますが、ダンドクや先日ご紹介したサルスベリなど、夏の江津湖で楽しめる植物に焦点を絞って調べてみても面白そうですね。