こんにちは、水前寺江津湖公園です。
本日、江津湖広木地区にてアシの葉でちまきを作る イベントが開催されました。
30人もの方々にご参加いただき、誠にありがとうございました。
アシは水際を好んで成長する植物で、野鳥の棲家であったりするほか、スペイン靴やスダレなど家財の材料に用いられたりします。
一般になじみが深いのは、風流なお菓子として、ちまきの包物としてでしょう。
頑丈かつ加工しやすいアシの葉を、江津湖湖畔に採取に行きます。
葉艶の良いものをハサミでチョッキンと。
風に吹かれてたなびく葦原の音が江津湖の自然を臨場感たっぷりに伝えてくれます。
収穫したアシの葉は、まず水に通してキレイにして・・・
湯通しします。この過程で団子を包んでも葉が破れず、さらに葉の消毒にもなります。
葉を湯煎している間、お団子をつくります。
お母さんの小指ぐらいの大きさが理想です。コネる。コネる。
さっきのアシの葉で包んで捻ってイグサで縛り、10個ほどできたら糸でまとめます。
こうして一番上の画像のようになるわけですね。
これをお湯の中に投入してできあがり。
さあ、出来の程はどのように・・・?
うまい!うまい!これはうまい!
みなさま、上手に進んだようで、良かったです。美味しくできあがり、スタッフ一同嬉しく思います。
アシの葉の風味が薫るお団子をきな粉で食べる。伝統的な日本の風景と言えるでしょう。
風の強い中、おつかれさまでした!
水前寺江津湖公園管理事務所では、毎月わくわくえづっこ塾を開催し、アイデアを練りに練って、
江津湖の自然をお子さまに面白く伝えるだけでなく、お父さまお母さまも思わず手を打ってご納得していただけるようなイベントを目指しております。
6月もイベントを予定しておりますので、みなさま、ぜひご参加くださいますようよろしくお願いいたします。