こんにちは、水前寺江津湖公園です。
この時期になると必然的に野鳥の話題となりますので、今日は植物の話題を。
江津湖で見ることのできる全国的にも希少種となっているキタミソウ。花は4月~5月にかけて見ることのできるイメージですが、実は今の時期も咲いています。
条件が合えば花を咲かせるのでしょうね。
ちょうど江津湖は10月過ぎ頃から水位が下がります。水田に必要な水が必要なくなったので、下流域の門を開けるからです。
干潟になるのが条件なのでしょうか…、ちょうど水が引いた場所に咲き始めます。
しかしなぜこの時期は株数が少ないのでしょうか。
渡り鳥のカモが食べているから?これは自然の成り行きですので仕方のないことです。野鳥のフンで生育地域を拡大しようとする植物の希望かもしれません。
寒さに弱い?北海道で発見されたので、寒さには強いかもしれませんので分かりませんね。
分からないことが多いですが、この時期は数が少ないながらも観察できることは事実です。興味のある方は、小さすぎて見つけにくいですが、探してみて下さい。