こんにちは、水前寺江津湖公園です。
春の七草のひとつハコベラ、正式名称はハコベです。
といっても、ハコベにもいろいろありますので、江津湖で観察できるハコベを紹介します。
まずはミドリハコベとコハコベ。
ハコベを見分けるポイントは、まずは花の中心の花柱といわれるところの本数を数えることです。
上写真の赤丸の本数です。本数というよりは何本に分かれているかといったほうが分かりやすいかもしれません。
ミドリハコベとコハコベは3本あります。
本数が同じミドリハコベとコハコベは、茎の色が少し違います。ミドリハコベは緑色が強く、コハコベは紫色を帯びています。
ミドリハコベは在来種、コハコベは帰化植物となっています。
3つ目はウシハコベ。
ウシハコベの花柱は5本です。ここを見るだけで、ミドリハコベとコハコベとは区別できます。
以上3種が、江津湖で見ることのできるハコベの仲間です。
もしかしたら他にもあるのかもしれませんが、この3種の名前だけでも覚えていただけたらと思います。