こんにちは、水前寺江津湖公園です。
イヌビワの木についている果実です。
見かけた場所は、昨日ご紹介したカワニナくんらが棲む芭蕉園の中。
ビワほど美味ではないところからの命名ですが、中を開いてみると糖分がいっぱいといった印象があります。
木についたまま皮が開いたものには、アリたちが集まってきています。
クワ科イチジク属のイヌビワは、葉や茎を切ると乳液が出ることから古人は「乳実」と呼び、万葉集においては漢字を「知智」と替えて、青雲の志が込められた歌が詠まれています。
また、葉は江津湖でもみられるイシガケチョウが食草とするなど、派生して色々思索が広がるこのイヌビワ。
芭蕉園のほか、上江津地区の右岸園路沿いにもあります。昨年ご紹介いたしましたものは、こちらのものでした。
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