1月7日に「七草粥」を食するのは古来よりの習慣ですね。
ここ江津湖公園は七草のうち、五種類を頻繁に見ることができます。
1.セリ
…水辺に良く自生しています。この時期はカモなどの鳥が食べています。良い香りがするのでわかりやすいですね。
まだ花は咲いていませんが、花言葉は「清廉潔白」。肝臓病に良いとされているそうで、正月後の休肝にはよさそう。
2.ナズナ
地面を這うように葉を伸ばし、効率よく光合成をしています。種袋が三味線のバチに似ているので別名「ぺんぺん草」
こちらの花言葉は「あなたにすべてをお任せします。」
3.ゴギョウ
・・・というのは古名で、今は「ハハコグサ」と呼ばれています。これもロゼットの状態で葉を伸ばします。
花言葉は「いつも思う」。咳止めや内臓の改善に良いと言われているそうです。
4.ハコベラ
「ハコベ」と呼ぶのが正式のようです。
こちらの花言葉は冬らしい「追想」と、春らしい「逢引」というだけあって、艶っぽい葉肉をしています。
整胃・整腸作用があるといわれています。
5.ホトケノザ(キク科)
こちらもロゼット状態で生育。
なお これも古い呼び方で、今は「コオニタビラコ」と呼ばれていますが、シソ科にホトケノザという植物もあります。
一年の健康を祝うもの、間違えないようにしましょう。なお、花言葉は「調和」、食欲増進に良いとされているそうです。
残るスズナは「かぶ」、スズシロは「だいこん」なので、さすがに江津湖には自生していませんので、お近くのスーパーに行くのが一番よさそうです。
今回はすべて下江津湖畔の広木地区で探してみましたが、種類によっては上江津湖畔でも見つけることができます。
人日や節句などの伝統的な習慣に興味をお持ちの方は、ぜひぜひ探してみてください。
それでは、七草粥を食べて、今年も無病息災を目指しましょう!