こんにちは、水前寺江津湖公園です。
広木地区にある落葉高木カツラの木です。
春は豊かな新緑を為すこの木も、季節が進み紅葉して、甘い香りを放っています。
調べてみると、この香りはカツラの葉が持つ物質マルトールによるもので、
糖分が焦げたり熱分解されたときに生成されるものだとか。
なるほど、その甘い香りが、キャラメルや醤油、蜜などに例えられるはずです。
香りを特に楽しみには、落葉した葉をもんでみるのが一番適当のようです。
本来、渓流などのある山深い場所を好んで生育しますが、江津湖のような沢沿いでも結構元気にやっているようです。
ちなみに、われらが熊本のお隣・佐賀県には、「下合瀬の大カツラ」という巨木があり、樹齢千年にも達するという事です。こちら、松亀園・松本さんの参考記事です。その甘い香りを楽しんでみたいものです。