こんにちは、水前寺江津湖公園です。
本日は1月7日、七草がゆを食べると縁起が良い日と言われています。毎年この日は、園内に七つの内、五種類ある七草を再確認したくなるもの。( 一昨年 ・ 昨年 )
今年は、似て非なるものをいくつか眺めてみました。
まず、こちら。七草の中でもあまり味がしないハコベと同じナデシコ科のオランダミミナグサ(和蘭耳菜草)という外来植物。特徴のある毛深さ以外、ハコベそっくりです。
こちらはヤブタビラコ(藪田平子)。七草の一角ホトケノザ・本名コオニタビラコの近縁で、ロゼット状に葉を広げる同じ特徴を持ちます。こちらも毛深さで見分けます。
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こちらはキツネノボタン(狐の牡丹)
七草の中で最も香ばしいセリ科セリに葉の調子も良く似ていますが、比較して葉がかなり大きいのが特徴、見分けるポイントもそこです。キンポウゲ科の有毒植物。江津湖の野鳥たちもセリは食べますが、このキツネノボタンはしっかり残っているようです。彼らは目利きなのです。
・・・ご興味のある方は、園内散策の折にぜひぜひ注意深く観察してみてください。
☆昨年制作した動画です。ご参考にどうぞ。