こんにちは、水前寺江津湖公園です。
本日は、熊本市立熊本博物館さま主催の動物学講座が、広木地区にて開催されました。園内を散策しながら、講師の清水稔先生が楽しげな口調で丁寧に教えてくれ、この良い機会、受講者のみなさまについて公園スタッフも一緒に勉強をさせていただきました。
今は野鳥シーズンの冬ですが、腰を据えてじっくり見てみると、その他多くの生き物、とりわけ昆虫たちが活動する姿をみることができました。幹の背景色に同化したようなゴマダラチョウの毛虫、群れるヨコヅナサシガメ、葉の下のテントウムシなどなど。本日の記事を書いている公園スタッフ一押しは、ケヤキの樹皮内で越冬していた甲虫トビイロマルハナノミです。翅に細かな毛が見える、可愛い甲虫です。ポクポク
「ノミ」の名は跳躍力に優れる事から。それを観察するためしばらく眺めてみましたが、越冬中なのでしょう、同じ場所でゆっくりしておりました。
そして水路にて見つけられたホソバトビケラ。水路の細かな砂を自身の周囲に固めて巣を造る・・・実に興味深いものでした。
そんなわけで公園スタッフも良い勉強ができた土曜日の午前中となりました。
同行を快く了解してくださいました清水先生に重ねて感謝申し上げます。。。