こんにちは。水前寺江津湖公園です。
昨日のスギナ(つくし)に続き、園内で「ふきのとう」も見つける事ができました。暖かい日差しのもと、散策しながらふきのとうを探してみるのも春の訪れを楽しむ1つかなと思い、あえて場所はお知らせしません。ご了承ください。
ふきのとうはその名の通り「『ふき』の『とう』」。つまり、フキのつぼみの部分を指します。フキはキク科フキ属の植物で、地下茎の形で地中に横方向に伸びていき、花のあとに大きな葉が出てきます。ふだん煮物などで食べているのは「葉柄(ようへい)」という葉と地下茎をつなぐ茎の部分だそうで、地下茎自体は毒を持っているので食用には向かないようです。
・・・とはいえ、ネットで調べてみるとふきのとうに限っては植物の特徴よりも食材・山菜としての紹介ページの方が先に出てきます。ふきのとうを天ぷらや煮びたしにして焼酎で一杯…とも思うところですが、公園内は植物の採取が禁止されております(熊本市都市公園条例)ので、公園内ではあくまでも見て楽しんでいただきますようご理解ください。