こんにちは、水前寺江津湖公園です。
冬の江津湖でよく見かけるカモたち、よく観察してみると、一部のカモはおもしろい方法でエサをゲットしているのが分かります。
写真の赤丸で囲んだ部分を見てもらえれば分かりますが、なんとなくカモが黒い野鳥、オオバンにくっついているのが分かります。
オオバンはクイナの仲間でカモの仲間ではありません。ヒドリガモやオカヨシガモよりもどちらかというと潜るのが得意です。つまり、オオバンは水中深くのエサとなる水草を潜ってゲットできます。
何を言いたいのかといいますと、江津湖のヒドリガモやオカヨシガモは、オオバンが潜ってとった水草のおこぼれを狙ってオオバンにくっついているのです。
まずはエサをとるのを待ち、
オオバンがとったエサを狙っています。
オオバンをはさみうちしたり、
ときには追いかけます。
働き者のオオバンと怠け者のカモ、よく言うと要領のよいカモ、頭のよいカモといったところでしょうか。
カモをゆっくり観察すると、カモたちのいろいろな行動を堪能できてとてもおもしろいです。春を迎えもうすぐ江津湖から北へ戻ってしまうカモたち、この時期にゆっくり観察してみてはいかがですか。
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