こんにちは、水前寺江津湖公園です。
朝から雨模様でしたが、昼前から青空が見え始めました。園内の水路では、多くの子どもたちが水遊びを楽しんでします。
親子で魚捕りをされている方が、よくメダカを捕ったといわれます。
メダカでしょうか?親子でメダカだと思われている魚は、実はほとんどが外来種のカダヤシだと思います。
写真で見てもほとんど同じに見えますね。間違えるのも納得です。
なぜ捕った魚がカダヤシだと断言できるかといいますと、メダカ(ミナミメダカ)は江津湖では非常に数が少なくなっている生きものだからです(スタッフもほとんど捕まえたことありません)。全国でも希少な魚に分類されています。
カダヤシに関しては、江津湖では指定外来魚に分類されており、捕まえたら逃がしてはいけません。また特定外来生物(環境省)のため、持ち出しも禁止されています。江津湖では捕まえたら回収ボックスに入れるルールとなっています。
「メダカとカダヤシの違いなんか分からない」と思われる方がほとんどだと思いますが、お子さんと一緒にメダカとカダヤシについて勉強することも環境学習の一つではないでしょうか。夏休みの自由研究の一つとしてもいいかもしれませんよ。
ちなみに、カダヤシは名前からも分かるように、蚊を絶やす(ボウフラ駆除)目的で移入されました。