こんにちは、水前寺江津湖公園です。
春らしい陽気となっています。渡り鳥も少しずつ北の方へ帰っているようです。日に日に少なくなっている印象です。
今季はいろいろな野鳥を観察できましたが、今日はその中でおもしろかった野鳥を紹介します。
写真の野鳥はコサメビタキです。江津湖でもときどき観察できますが、この写真を撮ったのが1月12日。その時期に江津湖でコサメビタキを観察できたこと自体初めてでした。
オオミズナギドリとカワアイサです。カワアイサに関しては、遠すぎて写真ではほとんど分かりませんね。
これらの個体は江津湖ではまず観察できない種です。たまたま立ち寄ったのでしょう。観察できてうれしかったですね。
キセキレイです。普通のキセキレイに見えますが、実は尾がありません。原因は分かりませんが、うまく生き残れたのでしょうか。
チュウサギです。なぜか江津湖で越冬していました。全国的にも希少種となっていますので、今まであまり見たことありませんでした。
ムクドリです。ムクドリと聞くと何の変哲もない野鳥ですが、実はこの個体、識別に非常に時間のかかった個体です。結局、ムクドリ幼鳥の第1回冬羽に換羽中の個体ということで決着しました。幼鳥などの判断の難しさを実感させられた個体でした。
最後はハクセキレイです。ハクセキレイの目の部分にある黒い線(過眼線)が薄いので、今でもハクセキレイか他の種か迷っている個体です。
過眼線のない種にホオジロハクセキレイ、シベリアハクセキレイなどいますので、今でも迷っています。幼鳥の可能性もあるので難しいですね。
まだまだ江津湖には野鳥がたくさんいます。よく観察してみると、まだまだおもしろい個体がいるかもしれませんよ。