こんにちは、水前寺江津湖公園です。
冬から初春にかけて開花したヤブツバキの木に実が生っています。
秋にもなれば、実の中の殻が開きます。現在、写真にある種子はまだ淡い白色をしていますが、
時期になれば、ツバキ油を採るにふさわしい茶色になります。
昔の人は、炒って、砕いて、炊いて、掬って、煎じて10kg分の種子から一升分くらい精油していたそうです。
純度が高いものは食用にも燃料にもなり、オレイン酸も豊富です。
そう考えると、普段は見過ごしがちな花の終わったツバキの木もしみじみとみることができます。