こんにちは、水前寺江津湖公園です。
江津湖では暖かくなるといろいろなチョウを観察できますが、冬の間は卵やさなぎ、幼虫や成虫などで越冬します。
園内を歩いていると、幼虫で越冬するゴマダラチョウとコムラサキを見かけました。写真を載せますが、皆さん幼虫を見つけることはできるでしょうか?
まずはゴマダラチョウ。
どこにいるか分かりますか?ゴマダラチョウの幼虫は、比較的探しやすいと思います。
赤丸で囲んだところです。
ゴマダラチョウの幼虫は、エノキの落ち葉の下でよく越冬するといわれていますが、江津湖では木にはっているのをよく見かけます。落ち葉が少ないからかもしれません。
次はコムラサキです。
こちらは非常に難題です。幼虫がいるの、分かりますか?
コムラサキの幼虫は、なかなか見つけることができません。赤丸があってようやく分かる感じです。写真では幼虫の形を確認できますが、実際実物を見てみると、とても分かりにくいです。
ここまで擬態しないと、他の天敵に食べられてしまうのでしょうね。
冬の江津湖は昆虫など少ないですが、こういうものに気を付けながら散策してみると、おもしろいかもしれませんよ。