遅くなりましたが、春の七草 - [公式]水前寺江津湖公園|熊本市の公園熊本の公園|熊本市水前寺江津湖公園(すいぜんじえづここうえん)

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遅くなりましたが、春の七草

こんにちは、水前寺江津湖公園です。
明日、子ども向けのイベント、「春の七草をさがしてみよう」を実施予定です。そういえばまだ春の七草を紹介していなかったと思い、予習の意味を込めて春の七草を探してみました。スズナ、スズシロのガブとダイコン以外は園内で見つけることができると思います。

「セリ」は水辺で多く観察できます。
「ナズナ」はぺんぺん草ともいわれ、園内では春に花を多く観察できます。多くの人が知っている植物ですよね。しかし今の時期は花がなく、葉っぱだけで探さないといけないため、非常に見つけるのが困難です。運よく花をつけているナズナを見つけました。花があると分かりやすいですね。
「ゴギョウ」はハハコグサのことです。こちらも春には多く花を観察できますが、今の時期は葉っぱで探さないといけないため、見つけるのが難しいです。しかし葉っぱは白い毛でおおわれているため、他の植物と見分けがつくと思います。
「ハコベラ」はハコベのことです。江津湖ではコハコベ、ミドリハコベ、ウシハコベなどを観察できます。
「ホトケノザ」はタビラコのことです。厳密にはコオニタビラコ。こちらも葉っぱだけでの区別は非常に困難です。似た植物にヤブタビラコがあるからです。写真のホトケノザもヤブタビラコだと思います。コオニタビラコは、見つけることができませんでした。

春の七草とは違う植物も紹介します。

ホトケノザと聞いて、写真の植物を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。こちらは現在のホトケノザで、昔ホトケノザと言われていたタビラコとは違う植物です。
オランダミミナグサは、葉っぱが毛でおおわれているため、ハハコグサと間違われます。オランダミミナグサは外来種で、園内でも増えてきています。

以上が園内で観察できる春の七草の紹介でした。公園内には、見た目での区別が難しい植物などもございます。採って食べたりせず、見て勉強するようお願いします。

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