こんにちは、水前寺江津湖公園です。
公園を歩けば夏に似た香りに気が付くようになりました。小満も過ぎ植物もますます勢い盛んになってきています。
水前寺地区から出水地区にかけて、黄色い低木を見ることができます。キンシバイの園芸種ヒペリカム・ヒデコートです。
野生種よりも、やはり園芸種であることからも、派手で肉厚な花びらをもち、ずいぶんと目を惹きます。
春先にご紹介したヤマブキもそうでしたが、黄色い花は雨の日により映えるものかもしれません。
花言葉は『きらめき』『悲しみの終わり』・・・なるほど沈んだ梅雨時期に相応しいでしょう。
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こちらの低木はサツキです。サツキツツジとも呼ばれますが、一般的なツツジより花期が遅く5月頃に花を咲かせています。
ピンク、紅、白など微妙に異なる多彩な色を楽しむ事ができます。
このブログを書いているスタッフが小学生の時分は、仲間たちと校内のサツキの花を摘まんで蜜を吸い、おやつの代わりにしたものでした。大人の方々にとっては、遠い過去の幸福な記憶を呼び覚ましてくれる花かもしれません。
盆栽として用いられる事も多いサツキ、花言葉は盆栽の精神を象徴しているのかもしれません、『節制』です。
これはシブイ。
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5月も後半に入ってきており、月末には梅雨入りするかもしれません。
そうすれば、もう少しで園内のアジサイにも見ごたえが出てくる時期になるでしょう。
みなさま、ぜひ楽しみになさっていてください。