こんにちは、水前寺江津湖公園です。
上江津湖に流れ込む加勢川沿いや健軍川沿いに見られる、ヤナギバルイラソウです。
ルイラとは恐らく、英名のルエリア(Ruellia)の表記の揺れでしょう。
メキシコ原産の一日花で、観賞用のものが野生化・繁殖力は旺盛であると言われ、
確かに街を歩けばコンクリートの隙間などで発見することもありそうです。
花びらが、和紙を揉んだような不思議な波があり、間近で見るととても妙なる印象を受けます。
花言葉は『愛らしさ』で、その通りの愛らしさを武器に、分布を広げていくのでしょう。
5月に園内に咲いたニオイバンマツリの花にその特徴が少し似ています。
シソ目キツネノマゴ科のルエリアと、ナス目ナス科のニオイバンマツリを並べてると、
なるほど、APG植物分類体系では姉妹群とされるほど近いということです。
このようなトピックが子供たちの自由研究の糧になることがあれば、甲斐があったというものですが、さて・・・。宿題についての思案は7月と8月の終わりとどちらが良いか、という根本命題もありますが、7月と8月も並べて考えれば、姉妹のようなものにも思えてくるから不思議です。