こんにちは、水前寺江津湖公園です。
本日、広木地区の外れにて、発見したシマヘビ(縞蛇)です。
この地区は、かつて水田であったこともあり、馴染みのある存在です。
日光浴(Basking)をしている最中なのか、あまり動きません。本種は無毒ですが、無駄に刺激しないようその場を離れます・・・
古の人々は、ヘビを目撃することは吉兆であるととらえていました。
カエルを主食とする彼らが、稲作の敵であるネズミも好んで食べていたからでしょう。
ちなみに、現在の江津湖周辺で発見される古代の遺跡には、この地域が日本の稲作の走りである事を示唆するいくつかの事例が見受けられるとのことです。その時代、シマヘビの存在はありがたがられたことでしょう。ヘビをみて、湖を形どっていなかった時代のことなどを、考えるのも良い物です。
なお、本種は近年、都市部では、その姿を見せなくなりつつあるということです。