こんにちは、水前寺江津湖公園です。
園内巡視中に発見した、英名シャギーソルジャー、直訳して毛深い兵士、和名ではハキダメギク(掃溜菊)という凄まじい名前を持った植物です。しかし、それでも花を咲かせます。素朴で大らかな印象を受けました。
この植物、日本における植物分類の立役者である牧野富太郎博士が命名したもので、
東京は世田谷の経堂に当時あったはきだめで発見したことに由来するそうです。
「はきだめに鶴」という言葉もあることですし、悪い意味ばかりではないのでしょう。
この博士は色々面白い命名をしており、それらから伝わる物事の黎明期特有の力強さ、大胆さに、後世の人は感銘を受けるのでしょう。
ご興味のある方はぜひ調べてみてください。