こんにちは、水前寺江津湖公園です。
本格的に寒いこの時期ですが、冬には冬の花があります。
下江津湖畔には、下江津湖右岸・画図橋手前の園路沿い、動植物園南門へ至る園路沿いなど、いくつかのビワの木があり、今年も花が咲く時期になりました。その香りは甘いのですが、どことなく爽やかな印象があります。
なお、美味しいビワの実を作るためには、「花もぎ」、専門的な用語では「摘蕾」という工程が必要です。
花が咲く前に、余分なつぼみを取り除いて選抜することで、栄養満点かつ風味豊かな大粒な果実ができあがるということ。
江津湖のビワは食用目的ではないので「花もぎ」はせず、小粒なものが数多く実ります。
次の春から夏にかけて、下江津湖を散策などされている際に、こんなよもやま話を思い出して頂ければ幸いです。