こんにちは、水前寺江津湖公園です。
今年も下江津地区のサイクリングロード沿いにてニホンズイセンが咲き始めています。
特徴的なその花は美しく、花びらからの香りも良い、有毒植物です。ほか、水前寺地区・旧体育館跡地など、ここはまだ花は咲かせていませんが、しばらくすればその園路沿いで見る事ができるでしょう。
花が下を覗きこむ姿は、ギリシア神話美少年ナルキッソスに模され、学名として献げられています。ちなみにこの美少年の母親も、夏に咲くヤブランにその名を残しています。季節は違えど、同じ下江津地区でみることができます。
ニホンズイセンの正式な学名は[Narcissus tazetta var. chinensis]
[tazetta]は「小さなコーヒー茶碗」、[var.] は変種であることを意味し、[chinensis]は「中国由来の」という意味。すなわち、本種は600年ほど前に中国から日本へ到達した植物だということです。