こんにちは、水前寺江津湖公園です。
上江津地区左岸から加勢川を遡る園路を進むと、右手に出水地区・芭蕉園広場があります。その入り口にあるハイノキ科クロキが花を咲かせました。地味な花ですが、季節の変化を一番最初に見つけたぞ感あふれる、うれしい花でもあります
ハイノキ科とは、灰の木、と書き、燃やして灰にされて、灰汁などに用いられてたということ。
古の産業の姿を想像させてくれるようです。
それにしても、このクロキは実に立派な姿をしており、通りかかるたびその凛々しさに感心します。
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さらに芭蕉園広場を奥に進むと、花を咲かせた豊後梅二本を見つける事ができます。
美しい花は控えめに芳香を放っていますが、普通のウメとは異なる印象です。
完全な見頃はまだ先でしょうが、3月の隠れた名所です。
近くをお立ち寄りの際は、ぜひ訪ねてみてください。
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今回はどちらも咲き始めのタイミングでした。
一年過ぎるはまさにあっという間で、時節流るるが如し、芭蕉園の湧水を眺めて心底感じるものです。
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